アウトポノスの子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 14:23 UTC 版)
「ポリュポンテース」の記事における「アウトポノスの子」の解説
このポリュポンテースは、アウトポノスの子である。テーバイ攻めの七将の物語に登場する人物であり、この人物のエピソードはホメーロスの叙事詩『イーリアス』4巻でアガメムノーンがディオメーデースに対して発した言葉の中で語られている。テーバイ遠征軍がアーソーポス川までやって来ると、彼らはテューデウスを使者としてテーバイに遣した。するとテューデウスは王宮で催されていた宴に混ざって腕比べをし、すべての競技で勝利した。テーバイ人はこれに腹を立て、50人の兵からなる伏兵を配置してテューデウスを殺そうとした。この部隊を指揮したのがハイモーンの子マイモーンおよびポリュポンテースであったが、マイモーンを除くすべての兵がテューデウス1人に討たれた。
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