アイドル路線とシリアス路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 21:22 UTC 版)
「日本の音楽雑誌」の記事における「アイドル路線とシリアス路線」の解説
チェッカーズやC-C-Bなどのアイドルバンドが台頭し、1984年、CBS・ソニー出版はアイドルバンドにフィーチャーした雑誌「PATi PATi」を創刊した。またCBSソニーは爆風スランプ、米米CLUB、聖飢魔IIなどの色物バンドを囲い込み (ソニー三大色物バンド)、PATi PATiはそれらのバンドも取り上げていった。1985年、シンコーミュージックはB-PASSを創刊した。 また、これらバンドなどを取り上げる男性アイドル誌の「POTATO」(学研、1984年-) や「DUeT」(集英社、1986年-) も創刊された。 この色物バンドブームの中、佐野元春などの前世代の邦ロックバンドをシリアスに取り上げる雑誌が無いと感じた渋谷陽一は、1986年に邦ロックをシリアスに取り上げる「ROCKIN'ON JAPAN」を創刊した。 1980年代、宝島社は雑誌「宝島」で若者音楽を取り上げるようになり、1988年、宝島の増刊としてインディーズや青春パンクを中心に取り上げるストリートロックファイルを創刊した。同年、ビクター音楽産業は邦ロック雑誌のROCK'N'ROLL NEWSMAKER (後のR&R NEWSMAKER)を創刊した。
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