やせ細る砂丘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 03:31 UTC 版)
天竜川の上流にダムが出来たため、上流から運ばれてくる砂の量が減少(特に佐久間ダムは堆砂が激しいことで知られ、浚渫作業で取り除いているものの毎年約90万m3の早さで堆砂が増加し続けている)。そのために波によって浸食される砂の量と天竜川から運ばれてくる砂の量のバランスが崩れ、その結果海岸線が毎年平均5mほど後退し続けている。この問題を解消すべく、2006年(平成18年)7月に市は主に砂丘東側の防砂林の所まで風などで運ばれた砂を、特に侵食の激しい西側の個所へ運び、砂の流出を防ぐ為に堆砂垣を設置するなどの「堆砂移動工事」を行う方針を固め、2006年(平成18年)8月に実施した。
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