みょうちょう

デジタル大辞泉

みょう‐ちょう〔ミヤウチヤウ〕【冥帳】

読み方：みょうちょう

神社・仏閣に金銭や物品を奉納した人の名を記入する帳簿。

みょう‐ちょう〔ミヤウチヤウ〕【名帳】

読み方：みょうちょう

１ 仏寺で、信者の名簿。檀家帳。また、過去帳のこと。

２ 融通念仏宗で、大念仏に加入した者の名を記した帳簿。

みょうちょう〔メウテウ〕【妙超】

読み方：みょうちょう

⇒宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)

みょう‐ちょう〔ミヤウテウ〕【明朝】

読み方：みょうちょう

明日の朝。明旦(みょうたん)。みょうあさ。

世界宗教用語大事典

みょうちょう 【妙超】

鎌倉時代の臨済宗僧。大徳寺派始祖。宗峰とも。播磨の紀氏の出身。一一歳で書写山円教寺に入り天台を学び、のち鎌倉万寿寺で禅を学ぶ。赤松則村が彼のために京都紫野に建てた小院が、のちに大徳寺になった。花園上皇や後醍醐天皇の帰依を受け、それぞれ興禅大灯・高照正灯の国師号を贈られた。語録あり。（一二八二～一三三七）