頬冠
頬被り
(ほおかむり から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 08:04 UTC 版)
頬被り(ほおかぶり、ほおかむり、ほっかむり)とは、手ぬぐいやスカーフなどの布製品を頭部を覆うように装着する方式。国によっては専用の衣料品が用いられるが、日本においては手ぬぐいなどを流用する。
一般的なかぶり方は、長方形の手ぬぐいを左右に垂らすように頭頂に載せ、顎の下で結びつける。左右の布が両頬を覆い隠す様子が、この名称の由来となっている。男女の髪のゆい方の違いや用途から、道中、鼻掛け、吹き流し、吉原かぶり、姉さんかぶりなど、様々なかぶり方が考案されている[1]。
1908年(明治41年)には、警視庁が頬被りを禁止した[2]。
出典
- ^ “「頬被り(ほおかむり、ほっかむり)」の意味や使い方 わかりやすく解説”. Weblio. 2022年12月24日閲覧。
- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、342頁。ISBN 4-309-22361-3。
ほおかむり
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