びっくり世古
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:52 UTC 版)
JR・近鉄伊勢市駅にほど近い吹上交差点から伊勢商工会議所前までの通りは、「びっくり世古」と呼ばれている。元は正寿院世古(正壽院世古)という名前であったが、明治元年11月(グレゴリオ暦:1868年12月 - 1969年1月)に玉之小路に改称し、その後にこの通り沿いに吃驚新聞が社屋を構えたことから、奇抜な新聞名にちなんで、誰ともなく「びっくり世古」と呼ぶようになったという。 世古(せこ)とは伊勢の方言で路地を意味し、1960年(昭和35年)頃までは人が1人やっと通れるくらいの道幅しかなかったが、拡幅工事により1965年(昭和40年)までに幅の広い道路になった。びっくり世古は、伊勢市駅と伊勢市役所などがある岩渕の官庁街を結ぶ便利な通りとして利用され、個人経営の商店などが軒を連ねた。
※この「びっくり世古」の解説は、「吃驚新聞」の解説の一部です。
「びっくり世古」を含む「吃驚新聞」の記事については、「吃驚新聞」の概要を参照ください。
- びっくり世古のページへのリンク