ひみつ‐かぎあんごう〔‐かぎアンガウ〕【秘密鍵暗号】
読み方:ひみつかぎあんごう
秘密鍵暗号
別名:対称鍵暗号,共有鍵暗号,共通鍵暗号,慣用暗号
【英】secret key cryptosystem, symmetric key cryptosystem, shared key cryptosystem, common key cryptosystem, conventional cryptosystem
秘密鍵暗号とは、暗号化と復号に同じ鍵を使う暗号方式のことである。共通鍵暗号や対称鍵暗号と呼ばれることもある。
秘密鍵暗号の暗号方式には、多くのアルゴリズムが考え出されてきた。中でもDES(Data Encryption Standard)は、鍵の長さが56ビットの代表的な秘密鍵暗号であり、長らく米国標準の暗号方式として使われてきた。
安全性、信頼性が高い暗号方式の研究により暗号の強度がいかに高くなろうと、秘密鍵暗号には、大きな弱点がある。それは鍵の秘密保持の問題である。どのように安全に相手に秘密の鍵を伝えるかの問題、また、相手が多くなれば多くなるほど危険性が高まるからである。しかし、この問題は公開鍵暗号の発見により飛躍的に改善されることとなった。
ひみつかぎあんごうと同じ種類の言葉
鍵暗号に関連する言葉 | 非対称鍵暗号(ひたいしょうかぎあんごう) 対称鍵暗号 秘密鍵暗号(ひみつかぎあんごう) 公開二重鍵暗号 公開鍵暗号(こうかいかぎあんごう) |
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