はんれい

デジタル大辞泉

はん‐れい【凡例】

読み方：はんれい

書物の巻頭にあって、その編述の方針や使用法などを述べたもの。例言。

はん‐れい【判例】

読み方：はんれい

裁判の先例のこと。裁判所が特定の訴訟事件に対して下した判断。同種の事件を裁判するさいの先例となるもの。判決例。

はん‐れい【反例】

読み方：はんれい

その定義や命題に当てはまらないことを示す例。「仮説に対する—」

はん‐れい【^×叛戻／反戻】

読み方：はんれい

そむきはなれること。道理にそむくこと。

はん‐れい【範例】

読み方：はんれい

模範とすべき例。手本。

はん‐れい【范蠡】

読み方：はんれい

中国、春秋時代末の越の忠臣。楚国苑(えん)（河南省）の人。越王勾践(こうせん)に仕えて富国強兵を図り、呉を滅ぼして会稽の恥をそそいだ。のち野に下り、陶朱公と称して巨万の富を築いたという。

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はんれい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 08:39 UTC 版)

同音異義語

はんれい

• 【判例】裁判所の判断を拘束する、過去の裁判における裁判所の判断。
• 【凡例】書物の巻頭に、その書物の方針や使用法を箇条書きにしたもの。
• 【範例】模範となる例。
• 【范蠡】中国春秋時代の越の政治家・軍人。臥薪嘗胆で有名な越王勾践の家臣である。日本では『太平記』の児島高徳の逸話でも知られている。