ねっとおーくしょん

デジタル大辞泉

ネット‐オークション【net auction】

読み方：ねっとおーくしょん

インターネット上で行われる競売。一般利用者や企業などの売り手がウェブサイトに商品を出品し、それに対して最高価格を提示した買い手が落札する。インターネットオークション。オンラインオークション。ネット競売。インターネット競売。

時事用語のABC

ネットオークション（ねっとおーくしょん）

インターネット上で入落札する競売（オークション）

オークションサイトを仲介して、インターネット上での商品の出品や入札・落札など、主に個人間取引となっている。現在、Yahoo!オークション、楽天マーケット、eBay、Amazon.comなど多くのオークションサイトで開催されている。

出品者は、あらかじめオークションサイトに商品情報などを登録し、オークションリストに加えてもらう。その中から気に入った商品を見つけた購入希望者は、その場で入札価格を決めて入札する。多くの場合、１～２週間で落札され、落札者が決定する。その後、出品者は商品を発送し、落札者は銀行振込や代金引換宅配などの方法で代金を支払い、一連の取引が完了する。

会場まで足を運ぶ必要がなく、手軽に入札に参加できることが通常のオークションとの大きな違いで、不要な日用品や趣味の道具が集まるなどフリーマーケット感覚で利用できる点が受けている理由となっているようである。

しかし、大部分のオークションサイトは売買契約成立後のトラブルには関与しないので、商品の引渡しと代金の支払いをめぐるトラブルも多く発生している。より確実な取引を実現するために第三者が仲介するエスクローサービスを導入するなど、これらの課題を解決する手段が求められている。

（2000.04.13更新）