つけば

デジタル大辞泉

つけ‐ば【付（け）場】

読み方：つけば

川魚の産卵する場所。つきば。

日本語活用形辞書

突けば、着けば、就けば、舂けば、付けば、吐けば、漬けば、搗けば、浸けば

読み方：つけば

カ行五段活用の動詞「突く」「着く」「就く」「舂く」「付く」「吐く」「漬く」「搗く」「浸く」の仮定形である「突け」「着け」「就け」「舂け」「付け」「吐け」「漬け」「搗け」「浸け」に、接続助詞「ば」が付いた形。

終止形

突く  » 「突く」の意味を調べる
着く  » 「着く」の意味を調べる
就く  » 「就く」の意味を調べる
舂く  » 「舂く」の意味を調べる
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築けば

読み方：つけば

【文語】カ行四段活用の動詞「築く」の已然形である「築け」に、接続助詞「ば」が付いた形。

終止形

築く  » 「築く」の意味を調べる

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つけば

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/23 02:32 UTC 版)

つけばは、長野県佐久地域より下流の千曲川水系で初夏に行われるウグイを捕獲する漁。産卵期のウグイは、川底の玉砂利に産卵するが、この習性を利用し、人が人工の産卵場所を作って、投網などで捕獲するのがこの漁である。なお「つけば」の語源は「人工の産卵場所」を「たねつけば」と呼んだ事に由来する。江戸時代が起源とされる。

捕獲したウグイは、塩焼き、天婦羅、唐揚、山椒味噌焼、甘露煮などにする。また、ウグイ以外のアブラハヤ、オイカワ、ヤマメなどを捕獲することもある。なお、つけばの道具を保管したり、魚を調理したり、客に提供する小屋を「つけば小屋」という。つけば小屋は、かつては千曲川流域に多数あったものの、高齢化や担い手不足により激減した。

つけばの人工産卵床には、「すり鉢型」「割川」「揚げ川」「枠つけば」の４種類がある。また、つけばの上流に成熟した親魚（種魚）を箱に入れて伏せて、この魚から出る誘因物質によって下流の魚がつけばに集めることもある。木や石、布で作り、魚の道に配置して定期的に砂利の掃除をするのが日課となっている。

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「つけば」の例文・使い方・用例・文例

• 都合がつけばお伺いします
• いろんな話で盛り上がり、気がつけば、24時をまわっていた。
• 私は気がつけば、子どものことばかり考えている。
• 都合がつけばあなたに会いたい。
• 読書は一種の習慣で、一度この習慣が身につけば、それを失うことは決してない。
• 骨がくっつけば、ギプスは取られます。
• 一度習慣が身につけば、それはわれわれに対してほとんど強制的な力を持つ。
• ご都合がつけばぜひ来て下さい。
• 都合がつけば伺います.
• 歯が癒着して形成されたオウムのようなくちばしを持つけばけばしい熱帯魚