だいばーたー

デジタル大辞泉

ダイバーター【diverter】

読み方：だいばーたー

プラズマが核融合炉壁に触れないようにするための補助磁石。

石油/天然ガス用語辞典

ダイバーター

読み方： だいばーたー
【英】: diverter

海洋掘削において BOP を設置するまでの、浅層の掘削中に遭遇するシャロー・ガスに対する噴出防止装置である。 浅層の噴出に対しては地層強度の不足のため、坑井を密閉し背圧をかけると逸水を引き越こす危険がある。そのため、ダイバーターはベルニップルの直下にアニュラー型 BOP を取り付け、噴出の際には BOP を密閉すると同時に、自動的に風下側の払いラインのバルブが開き、ガスを側方へ放出する。浅層のガス層は圧力が低く、容量も小さいため、放出により自然に枯渇し噴出が止まるという考えに基づいている。

核融合用語集

ダイバーター

読み方：だいばーたー

高温で核融合反応を起こしているプラズマの周りに存在するある磁場の形をダイバーターという。反応の燃えかすであるヘリウムを除去する役割をもつだけでなく，高温のプラズマが低温の真空容器に当たって容器を損傷しないような役割をもつ。ITERではプラズマ下部に足を広げたような形のダイバーターをもち，プラズマが容器にあたる部分は，ダイバーター板と呼ばれる熱に強い部品をおいている。