北斗 (列車)
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北斗(ほくと)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が函館駅 - 札幌駅間を函館本線・室蘭本線・千歳線経由で運行する特別急行列車である。
注釈
- ^ 6000D+号数は、閑散期の曜日運休の一部列車のみ。なお、2016年3月26日 - 2021年3月12日は、全列車が号数+Dであった。
- ^ 但し、気動車を使用。
- ^ 当時「スーパー北斗」(全5往復)と「北斗」の3往復が最高速度130 km/h、「北斗」の3往復が最高速度120 km/h。
- ^ 2号車のテーマカラーのライトグリーンは後にオレンジに変更され、元の色はダブルデッカー車のテーマカラーとなった。
- ^ 運転初日は盛岡駅へ送り込み回送されたため、運転本数は奇数となる。
- ^ 定期の昼行列車の場合は「スーパー白鳥」が初である。なお、直接乗り入れではないが、1989年に行われた観光キャンペーン「ふれあいランド四国」で「トマムサホロエクスプレス」が四国島内に回送され、その島内で客扱いして自走したケースはある。
- ^ 1号は盛岡発札幌行、10月10・24日運転。2号は函館発三沢行、10月16・30日運転。3号は盛岡発札幌行、10月18日、11月1・3・8日運転。4号は札幌発盛岡行、11月7日運転。5号は三沢発札幌行、10月16・30日運転。6号は札幌発盛岡行、10月17・23・31日、11月2日運転。7号は函館発札幌行、10月22日運転。8号は札幌発函館行、10月11・19・25日運転[10]。
- ^ 同じ車両で同時期に運行された「はこだてエクスプレス」には禁煙車が1両設定されていた。
- ^ 他にも定期列車の運転実績から、八戸駅[11]や東室蘭駅で運転手が交替したと思われる。
- ^ 1号が7時36分発・18時31分着、3号が8時46分発・18時57分着、4号が6時50分発・17時20分着、6号が9時6分発18時40分着。
- ^ 上りは砂原支線を経由するため、その分下りよりも長くなる。
- ^ 函館直通時代末期の数字。石勝線開通前の経路であった滝川駅経由の場合では700 kmを超え、「おおぞら」の方が上回る。
- ^ 道内最長距離を走行した列車は、根室駅 - 函館駅間で運行された急行「ニセコ3号」の816.6 kmとなる。
- ^ 時期や便によっては礼文駅で運転停車する場合もあった。
- ^ これについては、あえて定期列車の後続とすることで臨時列車への誤乗を防ぐ狙いがあるのだろう、と筆者の種村は分析している。
- ^ 当時下りの優等列車は原則として藤城支線を経由するが、『北海道ダイヤ時刻表 1992年9月号』によると、3号は仁山駅および渡島大野駅に他線区経由を示す「||」ではなく、通過を示す「レ」点が打たれている。しかし3号をレポートした『鉄道ジャーナル』通巻316号の22頁では「通称〝藤城線〟の高架を行き」と記されている。
- ^ 発券枚数の制限、車内秩序の徹底など。
- ^ 当時千歳・札幌方面へは既に札幌線(さっぽろせん)が開通していたが、北海道鉄道(私鉄)の路線であり、鉄道省の路線ではなかった。詳細は千歳線#年表を参照。札幌線の国有化は1943年(昭和18年)8月1日のことであった。
- ^ 2月11日ではなく、2月21日と記されているソースもある[17]。
- ^ 発着時刻は下りは上野発9時0分青森着翌2時10分(1101列車)、青森発3時20分函館着7時50分(青函91便)、函館発11時40分札幌着20時42分(8003列車)。上りは札幌発8時40分函館着18時7分(8004列車)、函館発21時30分青森着翌2時10分(青函92便)、青森発3時20分上野着21時10分(1102列車)であった[17]。
- ^ 4月22日ではなく、4月27日と記されているソースもある[17]。
- ^ 発着時刻は下りは上野発22時0分青森着翌17時20分(1201列車)、青森発18時20分函館着22時50分(青函93便)、函館発翌々1時50分札幌着11時0分(1201列車)。上りは札幌発19時30分函館着翌4時30分(1202列車)、函館発6時0分青森着12時0分(青函54便)、青森発13時40分上野着翌々7時30分(1202列車)であった[17]。
- ^ 下りは4月21日、上りは4月23日に廃止された、と記されているソースもある[27]。
- ^ 運行開始当時は千歳線は全線単線、函館・室蘭本線も函館駅 - 桔梗駅間、石倉駅 - 落部駅間、本輪西駅 - 沼ノ端駅以外は全て単線で、線形も未改良であった。詳細は各路線記事を参照。
- ^ 下りでは2月13日・14日の「オリンピア1号」、および1月31日・2月1日の「オリンピア2号」。上りでは1月29日・30日の「オリンピア2号」、および1月28日・29日の「オリンピア1号」。
- ^ 沼ノ端駅 - 植苗駅間の改キロ分(-0.1 km)を含む。
- ^ a b 1986年11月のダイヤ改正では最高速度は100 km/hで据え置かれたと記されているソースもある[29]。
- ^ 新183系は1988年(昭和63年)3月ダイヤ改正までにダイナミックブレーキが追加装備され、120 km/h運転に対応した。
- ^ a b c 座席配置を 2+1 列に変更し、各席に液晶ディスプレイやオーディオ装置を設置した内装更新車。時刻表によっては「グレードアップグリーン車」とも称された。
- ^ 上りは14号(3時間34分運転)が該当。
- ^ 『特急北斗&JR北海道の特急列車』 42頁では、1988年3月13日ダイヤ改正時にこの編成分け(基本番台車、N183系・NN183系)が実施されたと記されている。
- ^ 1991年3月時点のダイヤ。翌年のダイヤ改正で、再び1分延長の3時間29分運転に戻る。
- ^ 『特急北斗&JR北海道の特急列車』 45頁に、北斗の基本番台車にハイデッカーグリーン車が連結されている様子(撮影日:1990年9月23日)が掲載されている。
- ^ エルムのヘッドマークは絵入りのデザインが存在しないため、寝台列車「エルム」のデザインを使用した。
- ^ 1993年10月発行の「北海道ダイヤ」時刻表の「主な列車の編成表」の頁には「3列シートタイプのハイデッカーグリーン車が連結される日があります。」と記される。
- ^ キハ281系気動車は落成時から喫煙コーナーがある。キロ182系500番台は車掌室横の荷物室を利用している。
- ^ 3・4・11・14・17・22号が該当[62]。
- ^ 無論全区間(318.7 km)でこの最高速度130 km/hで走行できるわけがなく、キハ281系の場合は過半数の177 km(56 %)となる[63][59]。その他曲線制限区間は62 km(19 %)、ポイント制限区間は36 km(11 %)である。その曲線制限区間も110 km/h制限以上が4割弱もあり、100 km/h・90 km/h・80 km/h制限がそれぞれ約2割、80 km/h未満で走行することはない[63]。ポイント制限区間では4割強(約15 km)の区間で60 km/h制限を受けている。なお、残りの約43 km(14 %)は加減速時間その他である[63]。
- ^ 「スーパー北斗」運転開始当初の最速達列車の途中停車駅は、上り2号が東室蘭駅、下り19号が東室蘭駅・苫小牧駅。1998年4月11日のダイヤ改正で上下とも東室蘭駅・苫小牧駅・南千歳駅となり、下りの最速達列車が15号に変更された。2000年3月11日のダイヤ改正で新札幌駅が追加され、3時間ちょうどとなった。
- ^ 湖西線や海峡線などの踏切のない完全立体交差の路線で、国鉄485系電車による130 km/h以上の運転が見られたが、何れも「600メートル条項」を特認で除外したものであった。
- ^ 力行で任意の速度に達した際に1ノッチに戻すというもの。これによりキハ281・283系は130 km/hの定速走行が可能となるが、キハ183系では構造上、それが不可能であった[65]。なお、キハ261系については言及がないため不明。
- ^ 5・8・12・13・18・21号が該当[62]。
- ^ コンサドーレ札幌のラッピング塗装となった際に、ヘッドマークもそのクラブカラーを背景にしたロゴタイプのデザインに更新され、愛称名もアルファベット併記の形だが漢字主体の表記となった。
- ^ 下り最速達列車の設定は実質2013年7月6日まで継続された。2000年頃から数年間は17号が最速達列車の時期もあった。
- ^ 2パターンあり、4・11・20号、もしくは5・14・17号の何れかに投入される。
- ^ 提示された出典には単に「特急列車」と記され、具体的な列車名は明記されていない。所定のダイヤなら、15時30分ごろ新得駅に停車している列車は時刻表から「スーパーおおぞら」10号(新得発15時25分)、および「スーパーとかち」5号(新得発15時11分)となる。
- ^ 事故車両と同種のDML30HSJ・DML30HZ形12気筒エンジンを搭載する車両(N183系・NN183系)の36両。
- ^ 2014年3月15日のダイヤ改正以降は、4 - 6・9・12・13・15・16号。
- ^ なお、このダイヤ修正によってキハ283系は「スーパーとかち」での定期運転も終了し、増結・代走・臨時のみとなる[記事 20]。
- ^ 出典に記される「植物の種子[資料 53]」とはタンポポの他、北海道の初夏の風物詩であるポプラの種子の綿毛も考えられる。
- ^ 5月1日は臨時「北斗」84号、5月2日 - 4日は「北斗」14号、5月5日は臨時「北斗」91号の運用に充当予定[資料 77][資料 84]。
出典
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