たけもとけんじとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > 探偵作家事典 > たけもとけんじの意味・解説 

竹本健治(たけもと・けんじ)

1954年(昭29)、兵庫県相生市生まれ東洋大学文学部哲学科中退同人誌発表した「夜は訪れぬうちに闇」が中井英夫注目を受け、デビューに至る。
1975年(昭50)、同人誌「緑葬館」を創刊
1977年(昭52)、「匣の中の失楽」を「幻影城」に発表。さらにこの作品1979年(昭54)、第32回日本推理作家協会賞長編部門候補となる。
1979年(昭54)、「幻影城休刊とともに、「偶という名の惨劇」の原稿失われる
1988年(昭63)、「小説奇想天外」に連載したウロボロス偽書」は同誌廃刊後、1991年(平3)に刊行され、「このミステリーがすごい!92年度版の10位に、また、週刊文春」の91年傑作ミステリーベスト10」の6位に選ばれる
1999年(平11)、「入神」を発表しマンガ家デビューを果たす。



竹本健司

竹本健司の俳句

うつせみの大方風の百木中
しあわせや白桃の蕊曝しおく
ちちははの呼ばわり亡ぶ肉うどん
ひややかに心戻りし桜の実
ぶらんこの上で幾つも年をとる
一人分空けてもろうて春の山
低く翳る妻そのほかはかたつむり
備中菜の花こころ一つ二つ飛ぶ
冬茜送るにみんな立ちあがる
口の内焼け爽やかに牛と滅ぶ
四十をゆく妻蛍虫数え
夏山のどつちへころんでも同じ
山国や追われて杉の実が生りし
山柿落つ響後半生へうつり
山梨の実の盛りなりわかれなり
山畑に屈みて胸を暗うせり
族あり皿の冬菜を乱すかな
日月の消えるが荒し五目飯
有り丈の時使うたるきりぎりす
母老いて三日月遊ぶ家の中
水仙を千切るこの世のうす濁り
泣童この方灰に栗埋め
煮え激つ鶏の肉ふたりかなし
父似母似とすいれんの株傲る
狂わずに男盛りを蓬餅
百姓の血やまぶしくて鷺嫌い
花時の門は出てゆくところかな
茶碗箸数えて並ぶ雪国や
落花桃の木声あげて老いいそぐ
蒼然と同年枯れる顔の中
長男の裏へ回れば柿遊ぶ
雑木林に石や三日月それで終り
雨傘を差してあるけば荒音村
雪国に鼻毛動くはいのちなり
鳥や人冬の身細めてはうごく
鴉騒げば宙まじりくる石の国
 

「たけもと けんじ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「たけもとけんじ」の関連用語

たけもとけんじのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



たけもとけんじのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
探偵小説専門誌「幻影城」と日本の探偵作家たち探偵小説専門誌「幻影城」と日本の探偵作家たち
この記事は「探偵小説専門誌「幻影城」と日本の探偵作家たち」の記事を転載しております。
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS