竹本健治(たけもと・けんじ)
1954年(昭29)、兵庫県相生市生まれ。東洋大学文学部哲学科中退。同人誌に発表した「夜は訪れぬうちに闇」が中井英夫の注目を受け、デビューに至る。
1975年(昭50)、同人誌「緑葬館」を創刊。
1977年(昭52)、「匣の中の失楽」を「幻影城」に発表。さらにこの作品は1979年(昭54)、第32回日本推理作家協会賞長編部門の候補となる。
1979年(昭54)、「幻影城」休刊とともに、「偶という名の惨劇」の原稿が失われる。
1988年(昭63)、「小説奇想天外」に連載した「ウロボロスの偽書」は同誌廃刊後、1991年(平3)に刊行され、「このミステリーがすごい!」92年度版の10位に、また、「週刊文春」の91年「傑作ミステリーベスト10」の6位に選ばれる。
1999年(平11)、「入神」を発表し、マンガ家デビューを果たす。
竹本健司
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