たかねつめくさ

デジタル大辞泉

たかね‐つめくさ【高^×嶺爪草】

読み方：たかねつめくさ

ナデシコ科の多年草。高山に自生し、高さ4〜7センチ。葉は線形。夏、白い花を開く。

撮影・青山富士夫

植物図鑑

たかねつめくさ (高嶺爪草)

●わが国の固有種で、本州の中部地方の高山帯に分布しています。高山帯の砂礫地や岩場に生え、高さは２～６センチほどになります。茎は根際からよく分枝して、マット状に広がります。葉は線形で巾が１ミリ以下、１脈があります。７月から８月ごろ、枝先に１センチほどの小さな白い花を咲かせます。花弁の先には細かい鋸歯があります。
●ナデシコ科タカネツメクサ属の多年草で、学名は Minuartia arctica var.hondoensis。英名はありません。

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