その他水産物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:31 UTC 版)
マレーシアでよく消費される水産物はヤリイカ類(Sotong biasa、Cumit、蘇東、魷魚)やコウイカ類(Sotong katak、墨魚)、クルマエビ類、カピという調味料をつくるためのアミ(Udang baring)などの水揚げが多い。淡水産のオニテナガエビ(Udang galah、中国語 生蝦)もよく利用されるが、これはタイで養殖したものを輸入している。カニは海底に棲むワタリガニ科のアミメノコギリガザミやタイワンガザミが多い。シャコ類(Udang lipan)は主に半島西海岸で食べられる。ハイガイ(Kerang、蚶)類も麺類の具などに日常的によく用いられている。これらの水産物はマレーシアで民族を問わずに食べられており、他国でハラールではないと考えられている陸に上がれるカニも、ハラールと考えている。ただ、高価なので日常的ではなく、たまに食べる高級食材と扱われる。他にサラワク州ではビゼンクラゲ(Ubur-ubur merah)の漁も行われているが、主に中華料理用である。
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