その他の「いもあらい坂」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/20 17:55 UTC 版)
東京に残る「いもあらい坂」には、麻布六本木の芋洗坂のほかに2ヶ所が知られる 一口坂(いもあらいざか)千代田区神田駿河台にある坂で、淡路坂とも呼ばれる。この坂の頂上には一口稲荷(いもあらいいなり)があり、慶安年間には若林兼次という武士が子供のころに重症の痘瘡に罹ったが、祖母がこの稲荷に三七日のあいだ祈り続けたところ、満願の日に疱瘡がとれたと伝わる。 一口坂(ひとくちざか)千代田区九段北三丁目と四丁目の境界にある坂で、もとは「いもあらいざか」であったが、明治時代以降には「ひとくちざか」との誤読が定着した。この付近での疱瘡神にまつわる記録は不明である。坂には録音スタジオ、一口坂スタジオがあった。
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