せかいいさん‐じょうやく〔セカイヰサンデウヤク〕【世界遺産条約】
世界遺産条約(せかいいさんじょうやく)
万里の長城、エジプトのピラミッドのような「人類共通の宝」を守るために決められた条約だ。1972年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)で採択された。日本は1993年から加盟している。
国際的な文化財や自然が世界遺産に指定される。加盟国は指定された遺産を積極的に保護する。
日本では、屋久島、白神山地、姫路城、厳島神社、白川村の合掌造り集落、法隆寺、京都と奈良の文化財、原爆ドーム、などが世界遺産として登録されている。
どれを世界遺産に決めるかは、世界遺産委員会での話し合いに基づく。このさいには「記念物及び遺跡に関する国際会議」のようなNGOも参加する。加盟国から推薦されてきた世界遺産候補を審査し、登録するかどうかを決める。
(2000.10.27更新)
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