ずる‐ずる

デジタル大辞泉

ずる‐ずる

《「づるづる」とも表記》

［副］

１ 重い物や長い物をゆっくり引きずるさま。「大きな荷物を—（と）引きずる」

２ 少しずつ滑り落ちたり、後退したりするさま。「雪の斜面を—（と）滑り落ちる」

３ 物事の決まりをつけないさま。「—（と）返事を延ばす」

４ 音を立てて汁を飲んだり、鼻汁をすすったりするさま。また、その音を表す語。「スープを—（と）飲む」「洟(はな)を—（と）すすりあげる」

［形動］しまりのないさま。物事にだらしのないさま。「痩せてズボンが—になる」

「その児が生れた時分から今日まで—に改めずに」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉

［アクセント］はズルズル、はズルズル。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ずるずる

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 14:17 UTC 版)

副詞

ずるずる

1. 引き摺られたり滑り落ちたりするさま。
2. 物事がとめどなく長引くさま。
3. 音を立てて汁などを吸い込むさま。

発音

• (東京) ず​るずる [zúꜜrùzùrù] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [d͡zɨᵝɾɯ̟ᵝzɨᵝɾɯ̟ᵝ]

形容動詞

ずるずる

1. 締まりのないさま。

活用

発音

• (東京) ずるずる [zùrúzúrú] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [d͡zɨᵝɾɯ̟ᵝzɨᵝɾɯ̟ᵝ]

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「 ずるずる」の例文・使い方・用例・文例

• 蛇が地面をずるずると這っている。
• 我はぬかるんだ斜面をずるずると滑り下りた。
• 数週が(ずるずると延びて)いつのまにか数か月となった.
• 我々はぬかるんだ斜面をずるずると滑り下りた.
• ほんの一晩泊めてやると言っただけだったのに, ずるずるべったりに今日まで居着いてしまったというわけだ.
• ずるずる滑る泥
• 長びいてずるずるする
• ぬかるんでずるずるする
• ずるずると吸う音