しゃご馬 [津しゃご馬保存会]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 23:55 UTC 版)
「津まつり」の記事における「しゃご馬 [津しゃご馬保存会]」の解説
江戸時代初期に萱町の出し物「石引」の先達として出現したとされており、祭礼当初から受け継がれている、津市を代表する郷土芸能の一つです。 元々は魔除けとして神輿や行列の前後を駆け回るだけでしたが、明治時代に入ると2~3の町で独立した出し物となりました。明治時代までは、津市近郊の一部の村落で羯鼓踊や神輿のさきぶれとして見られたそうですが、現在は津市で見られるのみで、津まつり初期から長く津市民に親しまれています。 頭に付ける赤毛のかつら「しゃぐま」、またはかごで作った「かご馬」がなまって「しゃご馬」になったとされています。 津まつりでは、怖い顔をしたしゃご馬がほら貝と太鼓の音と共に市内を駆け回り、子どもたちを追いかけ、時には連れ去り泣かせる様子は、津の祭礼の風物詩となっています。
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