こくこししゅつきんとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ビジネス > 商取引 > > こくこししゅつきんの意味・解説 

国庫支出金(こくこししゅつきん)(national treasury disbursement)

国庫支出金は、国の委託業務対し地方配分される補助金だ。

たとえば、義務教育などの仕事地方にしてもらうかわり、国がその費用半分負担する。「本来、義務教育は国の仕事なので、その費用地方支払う」という意味がある

国庫支出金の用途は、国から厳しく制限される。たとえば学校であれば地方こまかく申請をして学校用の補助金をもらう。そして、地方学校以外のことにその資金を使うことはできない。ほかにも、病院用なら、かならず病院使わないといけないし、道路用なら、かならず道路使われる

また、補助金はその年度限りのものとして設定される。そして、もしもその補助金使い切らないあまった場合には、地方あまったぶんを国に返却する

ところが、地方はいったんもらった分を、国に返却したくはない。そこで、年度末になると「補助金使い切るため」の作戦盛んになる。たとえば、とりわけ必要がなくても道路工事などを実施する。そうして「補助金使い切り」る。

(2000.10.14掲載





こくこししゅつきんと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

こくこししゅつきんのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



こくこししゅつきんのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
時事用語のABC時事用語のABC
Copyright©2024 時事用語のABC All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS