げっかびじん

デジタル大辞泉

げっか‐びじん【月下美人】

読み方：げっかびじん

サボテン科の多年草。クジャクサボテンの仲間で、茎は平たく、葉状。夏の夜、白色で香りのある大花を開き、数時間でしぼむ。メキシコの原産。《季 夏》「—は一夜の雌蕊(めしべ)雄蕊かな／楸邨」

植物図鑑

げっかびじん (月下美人)

●中央アメリカのメキシコからコスタリカに分布しています。茎の基部は木質化し、高さは２～３メートルになります。柱サボデンの仲間ですが、薄い葉状に変化した茎節が特徴です。６月から９月ごろ、夜に２時間ほど開花します。花には強い芳香があり、媒介する蛾の仲間を惹きつけます。
●サボテン科クジャクサボテン属の柱サボテンで、学名は Epiphyllumoxypetalum。英名は Dutchman's pipe cactus。

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