建造物彩色とは? わかりやすく解説

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建造物彩色

主名称: 建造物彩色
ふりがな けんぞうぶつさいしき
認定区分 団体
種別 建造物
選定年月日 1979.04.21(昭和54.04.21)
解除年月日
解説文: わが国における建造物彩色は、仏教の伝来とともに大陸から移入されたと考えられ平安時代になると大陸直伝技法から日本的なものとして洗練され華麗な発達遂げた中世では仏塔内部等にその伝統が受け継がれ中期からは、素木造【しらきづくり】を基本とした神社建築にも取り入れられ、とくに室町末、桃山時代には漆を加えて建物内外ともに豪華絢爛彩色を施す技法発達した
 近代では、油性塗料合成染料建築彩色主流となり、また、天然顔料資源不足や技術者減少などもあって、文化財保存修理以外に古式の建造物彩色は行われていないのが現状である。
 このように特殊な技術である反面文化財保存には不可欠な技術である。
選定保存技術(団体)のほかの用語一覧
工芸技術:  阿波藍製造
建造物:  左官  建造物修理  建造物彩色  建造物装飾
民俗文化財:  祭屋台等製作修理
美術工芸品:  木造彫刻修理



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