くびったけ

実用日本語表現辞典

首ったけ

読み方：くびったけ
別表記：首っ丈

ある特定の異性に夢中になっているさま、惚れているさま、などを意味する表現。

（2010年10月27日更新）

デジタル大辞泉

くびっ‐たけ【首っ丈／^×頸っ丈】

読み方：くびったけ

［名・形動］《首の高さまで深くはまり込む意から》ある思いに深くとらわれること。特に、異性に心をひかれ夢中になること。また、そのさま。「彼女に—だ」

隠語大辞典

首丈

読み方：くびったけ

1. 恋慕の情深きにいふ、深くして首の処まで陥まり込むの意。「足駄を穿いて－」。足駄を穿いても、なほ首つ丈まで浸るとて、恋情の深きことを強めていふ謎。
2. 女が男にぞつこん惚れ込んで迷ふことをいふ。〔情事語〕
3. 女の方がお客にぞつこん惚れ込んで迷ふこと。〔花柳界〕
4. くびつたけ。一身を忘れる程女の色香に迷ふこと。
5. 女が男にぞつこん惚れ込んで迷ふことをいふ。
6. 女の方がお客にぞつこん惚れ込んで迷ふことをいふ。
7. 深く色香に迷うこと。「妾はお前に－。」
8. 女が男にぞつこん惚れ込んで迷ふことをいふ。「あの女は彼に首つたけなのだよ」。
9. 女色におぼれること。女の容貎をクビというところから顔だけにほれるの意から出た。
10. 女が客に惚れて迷う。惚れぬくことを「足駄を穿いて首つたけ」という。〔俗〕

分類 俗／一般、情事語、東京、花柳界

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

くびったけ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:51 UTC 版)

形容動詞

くびったけ 【首っ丈】

1. 異性に心をとらわれて夢中になっている。

活用

ダ型活用

首っ丈-だ

語源

• 首の丈(高さ)まで深みにはまり込む。

翻訳

• 英語: love with crazy about

関連語

• 類義語: 恋する, 惚れる, 見染める, 惚れ込む, 夢中, 熱心, 溺れる, 上せる, 耽る

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「くびったけ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女にくびったけだったのは本当だ。
• 女は男にくびったけ惚れている