ききめ

デジタル大辞泉

きき‐め【効（き）目／利（き）目】

読み方：ききめ

１ ある働きかけや作用によって現れるよい結果。効能。効果。「—が速い」「—がない」

２ （利き目）両目のうち、よく働くほうの目。ふつう、望遠鏡や顕微鏡などをのぞくときに使うほうの目をいう。

古本用語集

ききめ

ある全集叢書には特定の、きわめて入手しにくい巻があって、それが欠けていると値段が安くなる。その特定の巻を、キメテあるいはキキメという。
個人全集の最終巻（雑纂）・（年譜）など、古本屋はこれを奇貨とし、発行部数が比較的少ないゆえ、ききめ、と称してのちに高価で捌く。いわゆる虎の巻である。又、全集・叢書などの揃いものの場合には、本来価格が安いにもかかわらず、ききめが入っているために高価となるものがある。つまり、ききめは単独では売らず、揃えるときのために保存しておく。

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「ききめ」の例文・使い方・用例・文例

• 私は車の騒音を閉め出そうとしたが、それはききめがなかった。
• この薬は、正しく用いれば、たいへんききめがあるでしょう。
• 罰を与えても彼にはほとんどききめがなかった.
• そのききめはほんのつかの間のものであった.
• この薬は痛みを早く取ってくれる[痛風患者にはききめが早い].
• こちらがどんなに諭してきかせたところで, あの男にはまったくききめがない.
• 著しく進む、めききめ進む
• 思ったことの結果としてのききめ
• ききめがあらわれるようにする
• ききめのすぐあらわれる薬
• 肥料のききめ
• ききめのすぐれた薬
• ききめのある手段
• ききめ
• ききめという,あるものの作用により,結果としてあらわれるもの