歌舞伎女子
「歌舞伎女子」とは、ホストにはまった結果として歌舞伎町周辺の物件に住みながら性風俗店で激務をこなしホストクラブに大金をつぎ込む女子のことを意味する表現。
一部のマスメディアが貧困女子に関する記事で取り上げた際に用いていた表現。伝統芸能の歌舞伎の舞台や演目・役者にはまっている女子のことではない。
ホストクラブは、初回に限っては数千円の料金で楽しめることから、すでにホストクラブにはまっている友達に誘われるなどして気軽にホストの世界に足を踏み入れてしまう場合がある。
そこから、ホストが代金を一時的に立て替える「売掛」などの仕組みなどによってさらに深みにはまりこみ、「ホス狂(ほすぐる/ほすきょう)」などと呼ばれるレベルになってしまう場合も多々ある。
こうなると、女子からホストへの毎月の支払額が100万を超えることもざらになり、通常の仕事をしているだけでは到底払うことは不可能となる。
結果として、ホストに言われるがまま、あるいは、自らの意思でさらにホストに貢ぐために性風俗店などで働くこととなる。
この際、女子自身も歌舞伎町周辺に引っ越すことでホストクラブに通いやすく、また付近の性風俗店で効率的に働くことが可能になる。このような女子のことを「歌舞伎女子」とマスメディアが表現することがある。
なお、性風俗店で働く場合は、「デリヘル」や「ホテヘル」などの派遣型風俗よりも、より稼げるとされる「箱ヘル」や「ソープ」などの店舗型風俗で働く場合が多いとされる。
また、さらにまとまった金額が必要になる場合は、地方の風俗街に出稼ぎに行くこともあり、この場合、事実上ホストに通うことができずに一時的に出費がなくなるためお金を貯めやすいとされる。
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