おしもどし

デジタル大辞泉

おし‐もどし【押（し）戻し】

読み方：おしもどし

１ 押し戻すこと。

２ （押戻）歌舞伎で、荒れ狂う怨霊(おんりょう)や妖怪を、花道から舞台へ押し戻す演出。また、その役。歌舞伎十八番の一に加えられているが、独立した狂言としての台本は伝わらない。

歌舞伎の押戻しを描いた錦絵／画・一陽斎豊国 国立国会図書館蔵

日本語活用形辞書

押し戻し、押戻し

読み方：おしもどし

サ行五段活用の動詞「押し戻す」「押戻す」の連用形である「押し戻し」「押戻し」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

押し戻す  » 「押し戻す」の意味を調べる
押戻す  » 「押戻す」の意味を調べる

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

隠語大辞典

押戻

読み方：おしもどし

1. 劇場の通語。花道の中程迄来りしを、向ふより出で来りて本舞台の方へ戻すこと。

分類 東京／芸能

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。