大館曲げわっぱ
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大館曲げわっぱ |
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おおだてまげわっぱ |
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木工品 |
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櫃(ひつ)、水差し、盆、すし鉢、弁当箱、菓子器、小物入れ、コーヒーカップ、ビールジョッキ |
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関ヶ原の戦いで負けた豊臣方の武将であった佐竹義宣が、徳川幕府によって、それまでの領地であった水戸から秋田へ移転させられた時、秋田の領民の暮らしはとても貧しく、その日の食べ物に困る者さえあるくらいでした。 大館城主となった佐竹西家は、領内の豊富な森林資源を利用して貧しい状態を打開するため、下級武士たちに命じて、副業として曲げわっぱの製作を奨励しました。また農民には、年貢米の代わりとして、山から城下まで原木を運ばせたと言われています。製品は酒田・新潟・関東等へ運ばれました。 |
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秋田県 |
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昭和55年10月16日 |
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天然の秋田杉の柾目(まさめ)と香りが冴(さ)え、木目は真っ直ぐで弾力に富んでいます。軽くて、年輪の間隔は細かくきれいに揃い、鮮やかな赤、淡い黄色の明るく上品な木目が生かされた製品には、シンプルな味わいの中に美しさと気品があります。 |
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