アルコール計(あるこーるけい)
酒類のアルコール度数を測定する計器であり、上図のような浮秤(ふひょう)が使用される。この種の浮秤は溶液の比重を測定するのに汎用(はんよう)される。比重とは同容積の水の重さに対する倍率をいい、水の比重は1.0000であり、アルコールの比重は0.7947であって水より軽い液体といえる。水とアルコールの比重差を千等分した目盛を浮秤に印し、一目盛がアルコール度数の0.1度に相当するように設計されている。一本のアルコール計の度数範囲は通常アルコール度数10度である。焼酎のアルコール度数をはかるには焼酎を細長い透明な容器(シリンダー)に入れ、これに浮秤を浮かせて液面の位置に対応する浮秤の目盛の値を読み取る。
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