あぶり餅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 土産菓子 > あぶり餅の意味・解説 

あぶり餅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 15:10 UTC 版)

あぶり餅(あぶりもち)は、きな粉をまぶした親指大のを竹串に刺し、炭火であぶったあとに白味噌のタレをぬった餅菓子、またはに刺してあぶったおかきや煎餅のこと。

主に京都市北区今宮神社や同右京区嵯峨清凉寺石川県金沢市金沢五社の神明宮などにある和菓子屋が知られ、特に今宮神社と古くから関係を持つとされるかざりや一文字屋が有名である[1]

昔ながらの作り方としては、まず餅を直径5から6分(約1.5から1.8センチメートル)くらいに細長く伸ばし、それを6分(約1.8センチメートル)ほどに切る[1]。このとき豆の粉(一般的にはきな粉)を餅を扱いやすくすることも兼ねてまぶす[1]。そうしてできた小さい餅を一つずつ竹串の先に突き刺し、炙ってから味付味噌などのタレをかける[1]

また、あぶり餅で使われる竹串は、古くは祇園会の松竹の残竹を用いると伝えられているが[1]、現在は今宮神社に奉納された斎串(いぐし)である。今宮神社で毎年4月の第2日曜に行われるやすらい祭の鬼の持つ花傘の下に入ると御利益があるのをたとえとし、食べることで病気・厄除けの御利益があるとされ、親しまれている。

脚注

  1. ^ a b c d e 桑田忠親 編『茶道辞典』(六六版)東京堂出版、東京都千代田区神田錦町3-7、1956年4月3日、58頁。 

あぶり餅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:23 UTC 版)

「餅」の記事における「あぶり餅」の解説

竹串にさして炭火あぶった餅。

※この「あぶり餅」の解説は、「餅」の解説の一部です。
「あぶり餅」を含む「餅」の記事については、「餅」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「あぶり餅」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



あぶり餅と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「あぶり餅」の関連用語

あぶり餅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



あぶり餅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのあぶり餅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの餅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS