あぶり餅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/18 13:26 UTC 版)
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あぶり餅(あぶりもち)は、きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し、炭火であぶったあとに白味噌のタレをぬった餅菓子、または串に刺してあぶったおかきや煎餅のこと。
京都市北区の今宮神社や同右京区嵯峨の清凉寺、石川県金沢市金沢五社の神明宮などにある、和菓子屋が知られる。
特に今宮神社の店は、平安時代頃からある日本最古の和菓子屋とされ、今宮神社参道で応仁の乱や飢饉のときに庶民に振る舞ったといういわれがある。また、あぶり餅で使われる竹串は今宮神社に奉納された斎串(いぐし)であり、今宮神社で毎年4月の第2日曜に行われるやすらい祭の鬼の持つ花傘の下に入ると御利益があるのをたとえとし、食べることで病気・厄除けの御利益があるとされ、親しまれている。
- 京都・今宮神社門前の「かざりや」
- 京都・今宮神社門前の「かざりや」
- 京都・今宮神社門前の「一文字屋和輔」
あぶり餅
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