あぶらな群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:34 UTC 版)
茎立菜(くきたちな) - 晩生アブラナのなかまで、春に茎が立つ葉菜の総称。葉は切り欠きがある。昭和初期頃まで全国各地で盛んに栽培されていたため、各地域によって「吹立(ふきたち)菜」「てんば菜」「唐菜」などと呼ばれている。 畑菜 - 京都の伝統野菜で、採油向けに古くから栽培されてきたアブラナ在来種の葉が改良されたものと言われている。別名「雪菜」「冬菜」「ツケナ」とも呼ばれている。 吹立菜(ふきたちな) - 石川県南部で栽培される加賀野菜。葉の形は小松菜に似るが、葉縁に細かい鋸歯があるのが特徴。「くきたち菜」「唐菜」「てんば菜」と呼ばれている。 大和真菜(やまとまな) - 『古事記』にも栽培記録が残されているという歴史の古い奈良県の伝統野菜。緑茎系と赤茎系がある。葉は青臭くなく、甘くて柔らかい。 仙台芭蕉菜(せんだいばしょうな) - 和種ナタネから分かれたと考えられる漬け菜。大きな葉がバショウに似ることが名の由来。葉は柔らかく、辛味は少ない。
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