あひるのジマイマのおはなしとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > あひるのジマイマのおはなしの意味・解説 

あひるのジマイマのおはなし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 13:55 UTC 版)

あひるのジマイマのおはなし』 (The Tale of Jemima Puddle-Duck;1908) は、ビアトリクス・ポター作のピーターラビットの絵本である。

あらすじ

あひるのジマイマ・パドルダックは自分で産んだが住んでいる農家の人によって取り上げられ、めんどりが温めて孵すのに不満を抱く。そこで家から遠く離れた森の中で卵を産むことにした。

を作るのに良い場所を探していると、ジギタリスの生えている広場で「黒く突き立った耳と太く長い尻尾を持った」一人の紳士と出会う。ジマイマが事情を話すと、その紳士は自分の夏の住まいを提供する事を提案する。そこにはたくさんの羽毛があり、その羽毛で巣を作ったジマイマは卵を産むために毎日そこに通い始める。

産んだ卵の数が9個になり、ジマイマは次の日から卵を温め始めると紳士に告げる。すると紳士は、ジマイマにご馳走を振舞いたいのでその材料としてスパイスタマネギパセリオムレツとアヒルの丸焼きに使う食材である)を持ってくるように、と言う。次の日、何の疑いも持たないジマイマが食材を集めていると、番犬のケップがジマイマを問いただす。事情を知ったケップは友人のフォックス・ハウンドの子犬2匹を呼びにいく。

ジマイマが紳士の小屋に着くと紳士は神経質になっており、ジマイマを乱暴に小屋に追い込み、少しすると黒い鼻を持った誰かが小屋の鍵を閉める。次の瞬間大騒ぎが始まり、それ以降、そのキツネに似た紳士を見かけたものはいない。ジマイマはケップに助け出されたが、卵は猟犬たちに食べられてしまう。

家に帰ったジマイマはその後、産んだ卵を自分で抱く事が出来たが、卵を抱くのが下手だったので4羽しか雛を孵す事が出来なかった。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「あひるのジマイマのおはなし」の関連用語

あひるのジマイマのおはなしのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



あひるのジマイマのおはなしのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのあひるのジマイマのおはなし (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS