『日本書紀』における記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 14:32 UTC 版)
『吾妻鏡』のような怪異としての呼称は記載されていないが、類した現象自体はさらに古く、『日本書紀』天智天皇10年(671年)12月17日条の後に、「宮中の大炊寮に八つの鼎(かなえ、ここでは釜を指す)があったが、それがひとりでに鳴り、ある時は一つ鳴り、ある時は二つ、ある時は三つ一緒に鳴って、またある時は八つ共一緒に鳴った」と記述されている。このように古くは権力者の調理場において不吉な前兆として記録されている(現象だけを見れば、飛鳥時代から続く古い部類の怪異である)。
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