『妖蛆の谷』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 15:06 UTC 版)
ようしゅのたに。原題は英: The Valleyof the Worm。『ウィアード・テールズ』1934年2月号に掲載された。日本では創元推理文庫『黒の碑』に夏来健次訳で収録。 ヒロイック・ファンタジーの短編であり、クトゥルフ神話。蛮族の豪傑と邪神の眷属の戦いを描いている。語り手のジェームズ・アリスンは『恐怖の庭』にも登場する。ブラン・マク・モーンの輪廻転生譚でもある。 北欧だが、ブリテン島とは明言されていない。また闇の種族への言及はあるが直接登場はせず、邪神の方が登場している。ほかには「旧支配者」や「宇宙的恐怖」など、ラヴクラフトから語を借用してきている。
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