『オーガスト・アンド・エヴリシング・アフター』
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「カウンティング・クロウズ」の記事における「『オーガスト・アンド・エヴリシング・アフター』」の解説
カウンティング・クロウズは最初からライブでのパフォーマンスを重視した。そして、1993年の後半にT・ボーン・バーネットがプロデュースした1stアルバム『オーガスト・アンド・エヴリシング・アフター』を発表した。1stシングルの「ミスター・ジョーンズ」(Mr. Jones) は、デュリッツの幼馴染のマーティ・ジョーンズ(ヒマラヤンズのベーシスト)とケニー・デール・ジョンソン(クリス・アイザックのバンドであるシルヴァーストーンのドラマー)をモデルにしたもので、彼らのビッグになりたいミュージシャンの夢をデュリッツは楽しんで歌った。しかし、その数ヵ月後となる1993年12月にMTVがこの曲のビデオを再生し始めたことをデュリッツは知らなかった。そして予想外の大ヒットとなり、バンドを一躍スターダムにのしあげた。『オーガスト・アンド・エヴリシング・アフター』はニルヴァーナの『ネヴァーマインド』以来の最速で売れたアルバムとなった。このアルバムは700万枚も売れたが、この成功がバンドに被害をもたらした。ドラマーのスティーヴ・ボウマンはバンドを去り、デュリッツは神経衰弱で苦しむことになった。
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