「C.C.レモンホール」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:32 UTC 版)
「渋谷公会堂」の記事における「「C.C.レモンホール」」の解説
改装時、渋谷区は新たな収入源を確保する試みとして、公会堂の命名権(ネーミングライツ)を、広告会社・電通に売却した。この際に売却された命名権は2006年(平成18年)10月1日からの5年間を契約期間とし、売却額は年間8,000万円に消費税を加えた計4億2,000万円である。この権利は、電通を通じてサントリーが取得、自社の炭酸飲料の商品名を冠して、「渋谷C.C.Lemonホール(しぶやシーシーレモンホール)」と命名した。 この結果、渋谷公会堂は、iichiko総合文化センター、宝山ホール、東京エレクトロン韮崎文化ホールに続いて全国で4カ所目のネーミングライツホールとなり、建物の正面には、C.C.レモンの大きな看板が掲げられた。 契約期間の終了時、サントリーは「商品の認知度を高めるという当初の目的は達成した」として、契約の延長を行わなかった。この結果、2011年(平成23年)9月30日には「C.C.Lemonホール」の表示や看板も撤去され、翌10月1日には5年ぶりに「渋谷公会堂」の呼称が公式にも復活した。この命名権について渋谷区は、新たな契約者を募集していた。
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