「真鶴」の読み方について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 14:01 UTC 版)
「真鶴」(自治体名)は、現在は「まなづる」と読むのが正しい。自治体名の読み方は、岩村と合併した際の昭和31年9月30日『官報』で「まなづる」として告示されている。しかし、その後発行されている『全国市町村要覧』等の各種文献では「まなつる」と記載されている。 真鶴町ではこの経緯を調査したが、合併告示の処理の際に誤植があった、昭和37年に自治体名の読み方を「まなつる」に変更した、などいくつかはっきりしない情報があるのみで、確かな事実は判明しなかった。いずれにしても、地元で「まなつる」と澄んで読む人はいないとのことであり、2005年(平成17年)に、一般的な発音である「まなづる」に自治体名を変更し、総務省に届け出た。 字名については、昭和31年11月9日神奈川県公報にて「まなつる」と告示され、今に至っている。これについても、湯河原町との合併協議や自治体名変更の際に「まなづる」に統一することも検討されたが、湯河原町との合併が破談に終わったこと、上記の通り告示の経緯が不明であったことなどから、「まなつる」のままである。よって、「真鶴町真鶴」は「まなづるまち まなつる」と読むのが、地名としては正確である。 なお、東海道本線の真鶴駅、および真鶴道路(真鶴ブルーライン)の「真鶴」の読み方は「まなづる」である。
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