「百科全書派」羅山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/20 18:41 UTC 版)
羅山は多くの作文・賦詩をのこしており、むしろ羅山は御用学者というよりは「徳川時代の最初のエンサイクロペディスト」であったという評価がある。『神道伝授』や『本朝神社考』においては朱子の唱えた鬼神論にもとづいて古代以来の日本の神仏習合を批判した。中国の本草学の紹介書『多識編』、兵学の注釈書である『孫子諺解』『三略諺解』『六韜諺解』、さらに中国の怪奇小説の案内書『怪談全書』を著すなど、その関心と学識は多方面にわたっている。日本史にも造詣が深く、日本の国祖としての太伯説に関心を寄せている。
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