「正史」と『演義』における違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 07:25 UTC 版)
「泣いて馬謖を斬る」の記事における「「正史」と『演義』における違い」の解説
この故事に関する記述は、「正史」と小説『三国志演義』で若干異なっている。 「正史」では「諸葛亮は彼(=馬謖)のために涙を流した」と書かれている。つまり、軍律を守る為に愛弟子を処刑することになり、彼のことを思って諸葛亮は泣いたとされている。 しかし『演義』では、何故泣くのかを蔣琬に訊かれた諸葛亮は「馬謖のために泣いたのではない」と答えている。諸葛亮は劉備に「馬謖を重く用いてはならない」という言葉を遺されていたにも拘らず、その言葉を守らなかった自分の不明を嘆き、泣いたとされている。
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