「枢軸時代」と現代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:32 UTC 版)
1970年代以降のハイテク革命による都市間ネットワークの高度化および緻密化、冷戦終結後に本格化したグローバル化の本格的な進展は、世界史を一体的にみて再解釈するさまざまな試みを生んでいる。世界的にはイマニュエル・ウォーラステインの世界システム論があり、日本でも生態学者梅棹忠夫の生態史観、上述した村上泰亮の多系史観、歴史学者宮崎正勝のネットワーク論などがある。そうしたなかでヤスパースの掲げた観点は今日あらためて注目を浴びている。
※この「「枢軸時代」と現代」の解説は、「枢軸時代」の解説の一部です。
「「枢軸時代」と現代」を含む「枢軸時代」の記事については、「枢軸時代」の概要を参照ください。
- 「枢軸時代」と現代のページへのリンク