「教皇ステファヌス」とその代数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 07:16 UTC 版)
「ステファヌス (教皇選出者)」の記事における「「教皇ステファヌス」とその代数」の解説
当時の教会法(英語版)によれば、教皇の任期は聖別された時点から始まるものだった。そのため本項で述べている教皇選出者ステファヌスは、教皇の一人に数えられることが無かった。16世紀以降、教皇選挙で選出された時点で教皇と見なすようになり、教皇選出者ステファヌスは時代錯誤的に「教皇ステファヌス2世」と呼ばれるようになった。しかし1961年に「ステファヌス2世」の名が『教皇庁年鑑(英語版)』から削られ、1975年10月1日に正式に教皇の列から除外された。 現在「教皇ステファヌス2世」とされているのは、教皇選出者ステファヌスの次に選出された人物である。なお、以降の「ステファヌス」(イタリア語からの転写ではステファノ)の名を持つ教皇の代数は「ステファヌス2世(3世)」のように書かれることもある。
※この「「教皇ステファヌス」とその代数」の解説は、「ステファヌス (教皇選出者)」の解説の一部です。
「「教皇ステファヌス」とその代数」を含む「ステファヌス (教皇選出者)」の記事については、「ステファヌス (教皇選出者)」の概要を参照ください。
- 「教皇ステファヌス」とその代数のページへのリンク