「四匹の猫」以外のムダルニズマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/30 06:26 UTC 版)
「四匹の猫」の記事における「「四匹の猫」以外のムダルニズマ」の解説
ムダルニズマ最大の建築家であるアントニ・ガウディはルシニョールやカザスなどのボヘミアン芸術家とは価値観の点で大きな相違があり、「四匹の猫」に集う芸術家を嫌っていた。1899年に「四匹の猫」で画家ジャウマ・パイッサの展覧会が開催された際に、パイッサの友人だったガウディがこのカフェを訪れたという記録が残っているのみである。 「四匹の猫」に集まる芸術家は一大派閥を形成していたが、1893年にはその対極に聖リュック芸術サークル(スペイン語版)が設立された。聖リュック芸術サークルは宗教(カトリック)によって結びつけられた団体であり、ガウディの師匠の一人でもあるジュゼップ・トラス・イ・バジャス(スペイン語版)司教が顧問を務めた。敬虔なカトリックとなっていたガウディ、図案家のアラグザンドラ・ダ・リケー(スペイン語版)、画家のジュアン(スペイン語版)と彫刻家のジュゼップ(スペイン語版)のリモーナ兄弟、アントニ・ウトリーリョ(スペイン語版)などが参加していた。
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