「グローバル・モーターズ」構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 04:44 UTC 版)
「リー・アイアコッカ」の記事における「「グローバル・モーターズ」構想」の解説
同書では、日本やヨーロッパの自動車会社との資本提携により、世界最大の自動車メーカーゼネラルモーターズ(GM)を超える競争力を持つ自動車会社を作るという「グローバル・モーターズ」構想を提唱。アイアコッカは経営危機を乗り切り経営が安定したクライスラーの拡大を目指した。 1985年には、日本の三菱自動車との提携をまとめ、イリノイ州に合弁会社の「ダイヤモンドスター・モーターズ(DSM)」を設立し、同社の工場で共同生産を開始するとともに、同社のモデルを「プリムス」ブランドでの販売も開始した。 1987年には、経営不振に陥っていたフランスのルノーの傘下で「ジープ」ブランドを所有する、アメリカン・モーターズ(AMC)を買収し、ジープブランドをクライスラー社の高収益部門に育て上げた。またルノーのモデルを「イーグル」ブランドで販売したもののこれは成功したとはいえなかった。
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