「キモサベ」の意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 14:55 UTC 版)
「ローン・レンジャー」の記事における「「キモサベ」の意味」の解説
原作者フラン・ストライカーが使った「頼りになる相棒=キモサベ(Ke-mo sah-bee)」という言葉は、現代アメリカでは「kemo sabe」の綴りで非常にポピュラーな言葉となっている。しかし、ポタワトミ語だとされているこの言葉は、実際は由来がよくわかっていない。 ストライカーは、これを採用したのはラジオ・ドラマのディレクターのジム・ジュエルで、彼の義父が設立したキャンプ場の名として看板に「キモサベ」とあり、下に英語で“信頼できる奴”と書いてあったので、ジュエルがこれを採用したとしている。 またもう一方で、アメリカ民族学局(BAE)やスミソニアン協会は、これを南西部のテワ族インディアンの言葉だとしていて、ヤヴァパイ族の言葉で「kema」と「Sabe」は「友人」と「アパッチ族」を意味するとしている。 また、ジョン・D.ニコルズが編纂した「オジブワ族辞典」では、「Giimoozaabi(彼は覗き見する)」が語源だと説明している。サンディエゴ州立大学の言語学准教授ロブ・マルーフは、この「Giimoozaabi」が「潜入する人」、つまり「斥候」を意味するとしている。
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