「エミフルMASAKI」誘致施策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:14 UTC 版)
「松前町 (愛媛県)」の記事における「「エミフルMASAKI」誘致施策」の解説
松前町は、誘致段階において四国の都市では最大の人口を持っていた松山市の近郊に位置するという立地条件を活かし、長期的に町勢の発展を図るため、商業集積の誘致を図り、松前町筒井にある役場東、国道56号から西一帯の民有地を誘致場所として予定した。松山市に本社を置くフジと、イオングループの2社が出店に際して競合したものの、最終的にフジに決定した。 フジは、映画館や温浴施設も含めた中四国最大規模のショッピングセンター計画を発表した。この時の「エミフルMASAKI」予定計画では、19万6000 m2の敷地に、中核施設である鉄骨2階建てのショッピング施設を配置し、その周辺に専門店や温浴施設などを点在させるオープンモール型の方式を予定した。店舗の面積は7万8000 m2で、これは東温市西端部の国道11号沿いでフジが運営するフジグラン重信の約3倍と愛媛県内最大規模の計画だった。5000台収容の駐車場を配置し、雇用人数は2200人を予定し、年間最大270億円の売り上げを見込んでいた。このフジの計画については、松前町の議会もほぼ足並みを揃えて推進した。 建設中の2007年後半には、すでに一部のサービス業・小売店舗が周辺地区への出店を始めた。
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