1999年の映画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 01:37 UTC 版)
出来事
世界
- 1月20日 - 米捜査当局、『ゴジラ』など日本の怪獣映画海賊版ビデオを無断で取扱っていたニューヨーク市内の業者を著作権法違反で摘発[1]。
- 3月7日 - 映画監督スタンリー・キューブリック死去[1]。
- 3月21日 - 第71回アカデミー賞で伊比恵子監督『パーソナルズ』が短編ドキュメンタリー映画賞受賞[1]。
- 4月17日 - 5月19日公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のためにファンが並び始める[要出典]。
- 6月3日 - 米テキサス・インスツルメンツ社ほかが映画史上初の映画館向けデジタル配給システムを『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』から実用化し、米4か所で公開[1]。
- 6月12日 - 北野武監督が仏芸術文化勲章(シュヴァリエ)受章[1]。
- 6月21日 - 20世紀フォックスとMGMが北米以外ではFOXが劇場およびVHS、DVD配給を行う契約を締結[1]。
- 7月16日 - 製作費わずか6万ドルの『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』、全米で驚異的大ヒットを記録[1][2]。以後、同様の演出がなされた低予算作品の製作がブームになる[1]。
- 7月29日 - 第21回モスクワ国際映画祭で『生きたい』(新藤兼人監督)がグランプリ受賞[1]。
- 9月7日 - 第23回モントリオール世界映画祭で『鉄道員 ぽっぽや』の高倉健が日本人初の主演男優賞受賞[3]。
- 11月10日 - 米国で『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(湯山邦彦監督)公開[3]。初日だけで1010万ドルと同国の邦画興行収入記録を更新[4][3]。11月12日、週間興行収入で日本作品初の全米第1位の快挙[3][5]。
- 11月24日 - 『トイストーリー2』(ジョン・ラセター監督)全米公開[3][6]。メジャースタジオ作品としては初のデジタル方式での上映を6館で実施[3]。
日本
- 1月
- 2月
- 3月
- 3月6日 - 「映画ドラえもん」シリーズ20周年記念『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』/『のび太の結婚前夜』/『ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?』公開、大ヒット[1][9]。
- 3月16日 - 東京江戸川区・船堀シネパル1・2開場[1]。
- 4月
- 4月21日 - ヘラルド・エンタープライズ第1号シネコン、神奈川県・シネプレックス8平塚開場[1]。
- 4月23日 - ヴァージンシネマズ・ジャパン第1号シネコン、福岡県・ヴァージン・シネマズ・トリアス久山開場[1]。
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 9月4日 - 松竹、洋画配給再開第1作『ノッティングヒルの恋人』(ロジャー・ミッシェル監督)公開[3][11]。
- 9月10日 - 神奈川県・WMCみなとみらい開場[3]。関東ロードショーエリアに本格的シネコン初進出[3]。
- 9月11日公開の『マトリックス』のCGアクションが人気を集める[要出典]。
- 10月
- 11月
- 11月23日 - ヴァージンシネマズ名古屋ベイシティ開場[3][注 1]。
- 12月
注釈
- ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「11月16日」になっている。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am 東宝 2010b, p. 253.
- ^ “全米映画ランキング : 1999年7月30日 - 1999年8月1日”. 映画.com (1999年8月3日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 東宝 2010b, p. 254.
- ^ <映画>ポケモン全米初日興収10億円突破! スポニチメール 1999年11月14日(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ “全米映画ランキング : 1999年11月12日 - 1999年11月14日”. 映画.com (1999年11月16日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ “全米映画ランキング : 1999年11月26日 - 1999年11月28日”. 映画.com (1999年11月30日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ 会社案内 - ウェイバックマシン(2005年3月6日アーカイブ分)
- ^ “国内映画ランキング : 1999年1月23日 - 1999年1月24日”. 映画.com (1999年1月26日). 2022年11月19日閲覧。 “また、「死国/リング2」も前作に続いての大ヒット。”
- ^ “国内映画ランキング : 1999年3月6日 - 1999年3月7日”. 映画.com (1999年3月9日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ “国内映画ランキング : 1999年7月10日 - 1999年7月11日”. 映画.com (1999年7月13日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ “国内映画ランキング : 1999年9月4日 - 1999年9月5日”. 映画.com (1999年9月7日). 2022年11月19日閲覧。
- ^ “国内映画ランキング : 1999年10月30日 - 1999年10月31日”. 映画.com. 2022年11月19日閲覧。
- ^ 斉藤 2009, pp. 135–136.
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
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