西条発電所 西条発電所の概要

西条発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 13:19 UTC 版)

西条発電所
種類 火力発電所
電気事業者 四国電力
所在地 日本
愛媛県西条市喜多川853番地
北緯33度55分53秒 東経133度10分7秒 / 北緯33.93139度 東経133.16861度 / 33.93139; 133.16861座標: 北緯33度55分53秒 東経133度10分7秒 / 北緯33.93139度 東経133.16861度 / 33.93139; 133.16861
1号機
発電方式 汽力発電
出力 15.6万 kW
燃料 石炭、木質バイオマス
営業運転開始日 1965年昭和40年)11月1日
2号機
発電方式 汽力発電
出力 25万 kW
燃料 石炭、木質バイオマス
営業運転開始日 1970年昭和45年)6月1日
公式サイト:西条発電所
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概要

1965年11月に1号機が運転を開始、2号機までが建設された。当初は石油を主燃料としていたが、石油ショックを契機に石炭へ変更した。2005年からは木質バイオマスの混焼を開始している。

発電設備

1974年の空中写真。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 総出力:40.6万kW[1]
  • 敷地面積:約30万m2
1号機[2]
定格出力:50万kW
使用燃料:石炭
上記条件:超々臨界圧
営業運転開始:2023年(令和5年)6月30日[3]
2号機
定格出力:25万kW
使用燃料:石炭(1984年1月に石油から燃料転換)、木質バイオマス
営業運転開始:1970年昭和45年)6月1日

廃止された発電設備

旧1号機
定格出力:15.6万kW
使用燃料:石炭(1983年7月に石油から燃料転換)、木質バイオマス
営業運転開始:1965年昭和40年)11月1日

木質バイオマスの混焼

廃木材を有効利用するとともに、化石燃料の消費抑制につながるとして木質バイオマスを燃料として導入。

混焼する木質バイオマスには、四国内の森林組合、製材所で発生する国産のスギ、ヒノキの樹皮や木片などを使用。年間使用量は約15000t/年を予定。

  • 2003年7月~12月 実機(1号機、2号機)実証試験
  • 2004年4月~5月 バイオマス貯蔵タンク等の建設
  • 2005年6月2日 RPS制度対象設備として認定
  • 2005年6月~7月 試運転
  • 2005年7月4日 本格運用開始

1号機(混焼率2.0%以下)、2号機(混焼率3.0%以下)


  1. ^ 西条発電所 四国電力
  2. ^ 西条発電所1号機リプレース工事の着工について” (PDF). 四国電力 (2020年5月22日). 2020年7月6日閲覧。
  3. ^ 四国電力、石炭火力の西条・新1号機 効率高め運転開始 - 日本経済新聞(2023年6月30日)、2023年8月25日閲覧。


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