荒川水管橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 17:10 UTC 版)
周辺
付近の荒川堤防は、秋には約1,000万本のコスモスが咲き乱れる[8][4]。上流約500 mの地点には埼玉県道66号行田東松山線の大芦橋があり、本橋と大芦橋の間の和田吉野川には、特徴的な橋脚を持つ吉見橋が架かる[13]。
荒川を渡る送水施設には、ほかに深谷市の荒川第二水管橋がある。深谷市と熊谷市の境付近には、荒川の下をくぐり農業用水を運んでいた江南サイフォンの遺構が残る[8]。
その他
埼玉県企業局が発行する荒川水管橋の橋カードが、橋の見学者に配布されている[14]。橋カードにはメンテナンス用通路から眺めた本橋の写真のほか、橋に関するデータが記されている[1]。
風景
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左岸下流側より望む
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荒川水管橋とコスモス
隣の橋
脚注
参考文献・資料
- 吉原忠、栗原哲男「荒川水管橋の設計と施工」『橋梁』第20巻第12号、橋梁編纂委員会、1984年12月、49-58頁、ISSN 0287-0991。
- “荒川水管橋が全建賞を受賞”. 『埼玉新聞』 (埼玉新聞社): p. 10. (1985年6月30日)
関連項目
- 日本一の一覧
- 橋の一覧 (長さ順)
- 鹿浜橋 - 荒川を横断する水道橋の役割を持ちあわせている
- 金石水管橋 - 同上
外部リンク
- 荒川水管橋 有限会社フカダソフト「気まぐれ旅写真館」
- 彩の国デジタルアーカイブ - 荒川水管橋の写真が収録されている(写真検索で「荒川水管橋」の検索結果を参照)。
注釈
出典
- ^ a b c d “5月20日(日)水管橋を歩いて水道を学ぼう! 荒川水管橋見学会(にち10おでかけリサーチ)”. TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国 (2018年5月20日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ 吉原忠 & 栗原哲男 (1984, pp. 50–53)
- ^ a b “[ぐるっと東日本 旅するみつける]埼玉・鴻巣、熊谷 荒川水管橋:見学会だけのレア体験”. 毎日新聞 朝刊(首都圏面) (毎日新聞社). (2023年7月4日) 2023年7月4日閲覧。
- ^ a b “鴻巣の日本一 【日本一】水管橋の長さ(1,100.95 m)”. 鴻巣市役所 (2016年3月1日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ 吉原忠 & 栗原哲男 (1984, p. 49)
- ^ a b c d 『埼玉新聞』昭和60年6月30日10頁
- ^ 荒川水管橋の銘板 有限会社フカダソフト「気まぐれ旅写真館」(2020年1月27日閲覧)
- ^ a b c d “荒川水管橋 〜日本一長い水管橋〜” (PDF). 国土交通省 荒川上流河川事務所. 2020年1月26日閲覧。
- ^ 吉原忠 & 栗原哲男 (1984, p. 58)
- ^ a b 荒川上流河川維持管理計画【国土交通大臣管理区間編】 (PDF) (国土交通省関東地方整備局、2017年11月)p.107 2020年2月11日閲覧
- ^ “埼玉県荒川水管橋 初の見学会に700人”. 日本水道新聞. (2016年12月1日) 2020年1月26日閲覧。
- ^ "日本一長い水管橋を歩いてみよう!荒川水管橋見学会の開催" (Press release). 埼玉県企業局. 30 September 2019. 2020年1月26日閲覧。
- ^ “【橋りょう】大芦橋〔鴻巣市・熊谷市〕”. 埼玉県県土整備部 (2018年2月15日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ “水管橋カードを作成しました”. 埼玉県 (2019年4月18日). 2020年1月26日閲覧。
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