波打際のむろみさん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:47 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動波打際のむろみさん | |
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ジャンル | ギャグ、ブラックジョーク 少年漫画 |
漫画 | |
作者 | 名島啓二 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
レーベル | 講談社コミックス |
発表期間 | 2009年33号 - 2014年26号 |
巻数 | 全11巻 |
その他 | 2009年8号 - 12号に短期集中連載。 |
アニメ | |
原作 | 名島啓二 |
監督 | 吉原達矢 |
シリーズ構成 | ふでやすかずゆき |
キャラクターデザイン | 貞方希久子 |
音楽 | 手塚理 |
アニメーション制作 | タツノコプロ |
製作 | 波打際のむろみさん製作委員会(TV) 波打際のむろみさんOAD 製作委員会(OAD) |
放送局 | #放送局を参照 |
放送期間 | 2013年4月 - 6月 |
話数 | 全13話 + OAD |
インターネットラジオ:波打際の○○さん | |
配信期間 | 2013年4月3日 - 2014年3月5日 |
配信サイト | アニメイトTV |
配信形式 | ストリーミング |
パーソナリティ | 波打際のみなさん |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
概要
博多弁を喋る人魚・むろみさんと、むろみさんをよく釣り上げてしまう少年・向島拓朗を中心に、人と生き物などの間で繰り広げられるギャグコメディ。世相を風刺するネタや時事ネタも多く盛り込まれる。
短期集中連載当初は正式な連載にはならないだろうと作者は考えていた。しかし予想に反して人気が出たため本作が正式な連載となったことで、それまで作者が連載していた『聖☆ピスタチオ学園』の方が休載となっている。単行本のあとがきまんがには毎回『ちきゅう観測隊!』のフレミィと『聖☆ピスタチオ学園』の若菜ちえりがむろみさんとともに登場、若菜ちえりはマガジンスペシャルの特別編にも登場した[1]。
なお、ヒロインが人魚になった理由は聖☆ピスタチオ学園連載時に編集から作者の絵では女性キャラの下着等の露出は禁止されていたため、だったら普通の人間出すのはやめてしまおうということで書いた第一号が人魚だったとのこと[2]。
2012年10月にテレビアニメ化が発表された[3]。2013年4月より6月まで放送。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
釣り好きの高校生の少年・向島拓朗は、波打ち際の防波堤で釣りをしていたところ、かかったのは人魚だった。その人魚はむろみと名乗り、拓朗は戸惑うこともなくむろみと交友関係を作る。のちにむろみの知り合いの人魚達や未確認生物、神話に登場する生物たち、宇宙人、不老不死の力を得た人間、拓朗のクラスメイトたちなどを巻き込み、奇妙な付き合いを得ていくことになる。
注釈
- ^ 彼女をはじめとして、人魚は水面上ではバタフライで泳ぐ傾向にある。
- ^ 人魚には酒好きが多いらしく、しかもみな宴会になると倒れるまで飲むため(リヴァイアさんのせいもある)、その翌日は二日酔いで半死状態の人魚が何人も浜辺に打ち上げられることになる。
- ^ 釣り好きではあるが、海水に弱いミミズを海釣りに使うなど、実際釣りには詳しくないのではないかと作者がコメントしたこともある。
- ^ 同時期に誕生したと考えられる人魚達であるが、上手く泳げるようになるのが遅れたひいちゃんや、現代でも体が小さく子ども扱いされる瀬戸内ツインズや聖歌隊のように、同じ人魚でも成長の速度にはかなりの個体差がある。
- ^ 人魚たちの世界ではひれが立派なことが美人の条件である。
- ^ 多少人間的な価値観を持つむろみは巨乳に嫉妬気味な様子だが、あくまで人魚古来の価値観を持つ富士は無用の長物と考えており、むろみの胸のほうが理想的と考えている。
- ^ ただし、むろみ曰く「一緒に歌うと海がモーゼのごとく割れる」とのこと。
- ^ ただし、むろみ本人は素直になれないだけであり、リヴァイアさん等他者が絡むと普通に接せる様になる。
- ^ 初登場時にはクアラルンプール在住の設定だったが後にクアラルンプールには海がないことに作者が気付き、2回目の登場時にはマレーシアと表記変更されていた。詳しくは単行本1巻65頁を参照。
- ^ 本人曰く「ルーン文字が刻まれた刀剣での攻撃はダメージを受ける」とのこと。
- ^ 作者も単行本で「性別、どっちだろうね」と、はぐらかしている。
- ^ 「(クリスマスプレゼントに)拓朗さんが欲しい」と言う自分を思わず妄想して、訳も判らず身悶えしたりしている。
- ^ むろみやミズーリさんからは「変態紳士」「汚物」などと蔑まれている。
- ^ 単行本7巻のキャラ紹介では、イエティ追放を知って泣き、(ショックで)テュルフィングもポッキリ折れたらしい。
出典
- ^ 単行本4巻収録 特別編 「邂逅とむろみさん」参照
- ^ 単行本2巻 あとがき参照
- ^ “「波打際のむろみさん」がTVアニメ化決定したっちゃんね”. コミックナタリー. 2012年10月17日閲覧。
- ^ #176「シンデレラシンドローム隅田さん」(単行本9巻収録)参照
- ^ #188「輪廻の富士さん」(単行本9巻収録)参照
- ^ #98「能力の限界とむろみさん」(単行本5巻収録)参照
- ^ #190「雲の流れとむろみさん」(単行本9巻収録)参照
- ^ #174「素質とむろみさん」(単行本9巻収録)参照
- ^ #52「ローリングストーンとむろみさん」(単行本3巻収録)参照
- ^ #69「GDPとむろみさん」(単行本4巻収録)参照
- ^ 2011年の時点で作者が名前を考えるのを忘れていたか放棄しかけていたようなフシがある。単行本5巻108ページ参照
- ^ 単行本2巻の人物解説では「破天荒ぶり」と表現されているが、『ピ学』での奇声を上げているなどの描写を見れば、本来の「破天荒」の意味には当てはまらず、用法としては誤用である。
- ^ 単行本2巻 115ページより。
- ^ #110「ハードウオッチャーとむろみさん」(単行本6巻収録)参照
- ^ #117「チートドラゴンとむろみさん」(単行本6巻収録)参照
- ^ #153「ジェラシーとむろみさん」(単行本8巻収録)参照
- ^ #163「威厳とイエティ」(単行本8巻収録)参照
- ^ #163「威厳とイエティ」(単行本8巻収録)参照
- ^ #106「氷結と解凍のむろみさん」(単行本6巻収録)参照
- ^ #110「ハードウォッチャーとむろみさん」(単行本6巻収録)参照
- ^ #56「自尊心とむろみさん」(単行本3巻収録)参照
- ^ #155「リヴァイアさんvs.メカリヴァイアサン」(単行本8巻収録)参照
- ^ #150「お師匠さまとイエティ」(単行本8巻収録)参照
- ^ #150「お師匠さまとイエティ」(単行本8巻収録)参照
- ^ #163「威厳とイエティ」(単行本8巻収録)参照
- ^ #184「アビリティーとむろみさん」(単行本9巻収録)参照
- ^ #226「深海の乙姫さん」(単行本11巻収録)参照
- ^ #42「積年の想いとむろみさん」(単行本3巻収録)参照
- ^ #107「策略とむろみさん」(単行本6巻収録)参照
- ^ #125「マインドアサシンとひいちゃん」(同上)参照
- ^ #60「面妖な面容とむろみさん」(単行本3巻収録)参照
- ^ 吉原達矢 (2013年7月5日). “o_ihs_oy”. Twitter. 2013年7月9日閲覧。
- ^ 2013年8月16日発売コミックス限定版第9巻収録
- ^ 水島努 (2013年5月14日). “tsuki_akari: @KensukeTateishi ...”. Twitter. 2013年6月26日閲覧。
- ^ “TVアニメ『波打際のむろみさん』Webラジオ「波打際の○○さん」ウェブラジオ - アニメイトTV”. 2013年8月1日閲覧。
- 1 波打際のむろみさんとは
- 2 波打際のむろみさんの概要
- 3 登場キャラクター
- 4 単行本
- 5 関連項目
固有名詞の分類
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