林業及自然保育署 沿革

林業及自然保育署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 10:19 UTC 版)

沿革

  • 1945年10月:台湾省行政長官公署台湾総督府の森林や営林業務などを接収、農林処の下に林務局を設置する。
  • 1947年6月:台湾省行政長官公署が廃止され、新たに台湾省政府(省府)が誕生。林務局を一事業機構として林産管理局とする。
  • 1947年9月:林政事務及び模範林場、山林管理所等が農林処の直轄へと移行、林産管理局の業務は全台湾の造林及び木材生産供給等となる。
  • 1948年6月:林政事務及び山林管理所が農林処直轄から林産管理局の管轄に戻る。
  • 1949年6月:元は10箇所あった山林管理所が合併により7箇所に再編、省府から各県政府に移管。
  • 1949年12月2日:省府が農林処を農林庁へ制度改革。林産管理局は依然として林業試験所等の林業機構を管轄。
  • 1950年11月:7箇所の山林管理所が林産管理局の管轄に戻る。
  • 1952年12月:台湾樟脳局が整理されて林産管理局に編入。
  • 1955年12月:農林公司、工礦(鉱)公司から(人員が)林産管理局に移動。
  • 1958年10月:花蓮県管轄の木瓜山林場が林産管理局管轄に戻る。
  • 1960年2月:林産管理局を制度改革して林務局と改称。内部に6組6室を、付属機関として13個の林区管理処を設置する。そのうちの大雪山示範林区管理処は林政業務のみとなる。
  • 1963年:工務所2箇所及び工程隊2隊を設置する。
  • 1968年:省府ヘリコプター隊が林務局所属となる。
  • 1969年6月:職業訓練センター及び第三工務所を設置。
  • 1970年9月:空中森林消防隊を組織する。
  • 1970年10月:墾丁森林遊楽区管理所を設置し、恆春林区管理処が管轄下となる。
  • 1973年7月:農林航空測量隊が林務局に移管、農林航空測量所となる。
  • 1973年9月:台湾中興紙業公司の林田山林場を木瓜林区管理処が継承する。
  • 1974年1月:大雪山林業公司が林務局の所属となり、大雪山示範林区管理処となる。
  • 1989年7月1日:林務局の事業機構及び事業予算が公務機構及び公務予算扱いとなる。嘉義林区管理処に森林鉄道管理課を特設[1]
  • 1999年:台湾省の行政改革により林務局は中央政府の機関となり、行政院農業委員会所属となる。
  • 2014年1月30日:行政院農業委員会より林業處森林科及び保育科の業務を移管。
  • 2018年7月1日:阿里山森林鉄路及文化資産管理處を設立し、阿里山森林鉄路及び周辺文化財の持続的発展に関わる業務を担当。
  • 2023年8月1日:行政院農業委員会の農業部(省に相当)への昇格に伴い、林業及自然保育署(庁に相当)に昇格。



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