明 明の元号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 11:39 UTC 版)

明の元号

明は初めて一世一元の制を施行し、かつ越年改元制を実施したので、元号は各皇帝につき一つずつである(二度即位した英宗は例外)。そして、皇帝が崩御すると、在位中の元号の足に「帝」を付けて追号された。例えば、成祖(在位1402年7月 - 1424年7月)は、在位中の元号が「永楽」(1403年1月 - 1424年12月)なので、「永楽帝」と呼ぶ。

  1. 洪武1368年 - 1398年
  2. 建文1399年 - 1402年
  3. 永楽1403年 - 1424年
  4. 洪熙1425年
  5. 宣徳1426年 - 1435年
  6. 正統1436年 - 1449年
  7. 景泰1450年 - 1457年1月)
  8. 天順1457年 - 1464年[注 5]
  9. 成化1465年 - 1487年
  10. 弘治1488年 - 1505年
  11. 正徳1506年 - 1521年
  12. 嘉靖1522年 - 1566年
  13. 隆慶1567年 - 1572年
  14. 万暦1573年 - 1620年7月)
  15. 泰昌1620年8月 - 12月)
  16. 天啓1621年 - 1627年
  17. 崇禎1628年 - 1644年

脚注

関連項目

外部リンク

先代
1368年 - 1644年
次代


注釈

  1. ^ 試験を受け続けることの出来た者は富裕層であり、一族の期待を背負っているがゆえに諦めることが出来なかった。
  2. ^ 「大明通行宝鈔」はこれまで発行された紙幣で一番大きい:独立行政法人 国立印刷局 - お札と切手の博物館 解説 - 大明通行宝鈔(だいみんつうこうほうしょう)。
  3. ^ 洪武帝以後の皇帝は五行説に従い、名前に「木火土金水」(例:→高→瞻→祁→見)の部首を持つ漢字を、親から子、孫へと継承している。
  4. ^ 土木の変で捕虜になり皇弟の景泰帝が即位したが、後に帰還してクーデターで復位した(奪門の変)。
  5. ^ 英宗(正統帝)の復位。

出典

  1. ^ 明史巻七七 洪武二十六年、天下戸一千六十五万二千八百七十、口六千五十四万五千八百十二。
  2. ^ 明史巻七七 弘治四年、戸九百十一万三千四百四十六、口五千三百二十八万一千一百五十八。
  3. ^ 明史巻七七 萬曆六年、戸一千六十二万一千四百三十六、口六千六十九万二千八百五十六。






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